Top > 腸管出血性大腸菌感染症 > 腸管出血性大腸菌感染症の流行状況

腸管出血性大腸菌感染症の流行状況(関東地方1都7県)

 このページの情報は各地方感染症情報センターの公開情報に基づいて掲載しています。
 感染症法に基づいて各保健所に報告された患者届出数を掲載しています。原則として、食中毒として報告されたものも含まれます。

 2017年には埼玉県、群馬県で惣菜を原因とする集団発生があり、同じ遺伝子型を持つものが東京都、神奈川県、千葉県など首都圏をはじめ滋賀県、長野県などの多くの自治体で確認されています。

 ベロ毒素と呼ばれる毒素を産生する大腸菌(腸管出血性大腸菌)による感染症です。加熱が不十分な食肉の摂取などによって感染し、血の混じった便(血便)を伴うことが特徴です。発病後、数日から2週間後に溶血性尿毒症症候群(HUS)などの重症合併症を発症することがあります。特に、お子さんや高齢者など抵抗力の弱い方は注意が必要です。
 例年、5月頃から増加し、6月から9月にかけてピークになります。

2024年14週(4月1日~4月7日)現在

 

  都県別の患者数の割合  都県別人口10万人あたり患者数の割合 


その他の関連情報