Top > 風しんの概要

風しん Rubella

現在の流行状況は こちら

 風しんは、発熱、発しん、リンパ節腫脹を特徴とする風しんウイルス(Rubella virus)による感染症で、一般的には「三日はしか」とも呼ばれています。2012年から2013年にかけて、日本国内で成人男性を中心とする風しんの大流行がみられました。理由としては、風しんの予防接種を受けていないことや、予防接種による免疫が不十分であることが考えられています。
 妊婦の方が風しんウイルスに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴などをもった赤ちゃん(先天性風しん症候群)が生まれることがあり、ワクチン接種による予防が大切です。
 風しんは、先天性風しん症候群とともに感染症法において全数把握対象疾患(五類感染症)に定められています。また、学校保健安全法では第2種感染症に指定されていて、風しんと診断された場合は「発しんが消失するまでは出席停止」となります。